夫婦で米国留学後、息子のKSKを高齢出産しました。老体に鞭打ち、日々育児と仕事に励むワーキングマザーです。


by kskmama
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UD

前エントリーに引き続き、またまた仕事関係の話。

自分の仕事と間接的に関係があるということで、社内のユニバーサルデザイン(=UD)のワークショップに参加した。

UDとは、比較的新しい概念で、公式には1985年にアメリカのノースカロライナ州立大学ロナルド・メイスが提唱した、バリアフリー概念を発展させたもの。日本では未だに「UD=バリアフリー」みたいに思われている場合も多いみたいですが、基本のコンセプトは、「出来る限り多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」。バリアフリーとの相違はデザイン対象を障害者に限定していない点という訳です。

例えば、障害者向け開発から劇的に一般に普及した典型である温水洗浄便座(TOTO ウォシュレットなど)や頭を洗っているときは目が見えないので、シャンプーのボトルに印をつけ、リンスその他のボトルと区別したものなどはわかりやすいのではないかと思う。

今回のワークショップは、日本を代表するインダストリアルデザイナーの山中俊治先生 がファシリテーター役。4~5名が1グループに分かれて、ペットボトル等の評価をして行くといったプログラムでした。

kskが生まれて、このペットボトルや、街中の施設や設備に、ちょっとした不便を感じることが多くなった。例えば駐輪場に少し段差があって、子供を乗せていると、このほんのわずかな段差に困ったり、入り口が自動ドアではない百貨店の前で、ベビーカーを押しながら入るのにあたふたしたり。日本の場合、世の中の多くのものが健常な大人が使うのを前提に設計されていることが多いのかもしれない。子供を持って初めて、「出来る限り多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」、つまりUDの必要性を強く感じる様になった訳です。なもんで、このワークショップ、個人的にはなかなかタイムリー。しかしこうやってみると、子供を持つまで気付かなかったこと、本当に多い。親になったからこそ、今まで見えなかったことが見えてくる。そんなことも多い様な気がしています。
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by kskmama | 2009-10-23 00:29 | 仕事